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〜〜〜背景に、「農業=農薬大国」日本
消毒のために含まれる塩素の下限値や上限値が定められていないという水道水だが、この問題も解決されていないまま、今度は、水質の規制緩和がこの4月から実施された。
日本は、「水の都」と言われるほど豊かな自然環境に恵まれ、美味しい水はこの自然の恵みでもある。しかし、残念ながら、この自然を生かすような農業政策がとられていない。農薬が世界でもトップクラスの使用量だと言われている。中国、韓国と並んで、トップ争いをしているような現状のようだ。
外国で撤去される猛毒除草剤、年々使用緩和の日本
ネオニコチノイド系農薬の危険性は、多くの科学者から警告されています。
日本で広く使われている「ネオニコチノイド系」の農薬や殺虫剤。その毒性と影響を科学はどこまで解明したのか――。最新の研究や規制の動向を abt が責任編集しました。ネオニコチノイドの危険性を科学的に伝える資料。[2020.12.1 現在]
1.ネオニコチノイドは農薬、家庭用殺虫剤、建材としてあなたの身近にあります。
2.ネオニコチノイドは水に溶けて植物の中に入り込み、川や海も汚染します。
3.ネオニコチノイドは長いあいだ残留し、分解されても毒性が続きます。
4.ネオニコチノイドは「害虫」以外の生きものも脅かします。
5.たとえ少量のネオニコチノイドでも、生きものに悪影響があることがわかってきました。
- ミツバチとその他のポリネーター(花粉媒介昆虫)12
- 害虫の天敵昆虫
- ミミズなど陸生無脊椎生物
- ミジンコなど水生無脊椎動物
- 鳥類ほか脊椎動物
6.人間への悪影響も懸念されます。
7.被害が起きる前に使うことで、逆に害虫被害を広げてしまう可能性があります。
8.各国は規制強化、日本では逆行して残留基準の緩和が行なわれています。