はじめに、
逆浸透膜(RO膜)フィルターの最大の特徴は、水分子より大きいサイズの物質は、95%~98%という”ろ過能力”があり、水中の溶存物質のほとんどが通過できない安全な真水を造ることができます。AquaQualia浄水器は、赤ちゃんからお年寄りまで安全・安心を目的にしております。
以下のQ&Aをご参考いただき不明な点はお問合せフォームより、ご質問ください。
なぜ、逆浸透膜浄水器が必要なのですか?
活性炭・中空糸膜など、さまざまな浄水器が流通しています。
それぞれの製品によって “ろ過能力” に違いがあります。
従来の過浄水器は、中空糸膜=約0.1ミクロンの孔が空いたフィルターを使って不純物を取り除くシステムです。逆浸透膜浄水器は、「半透膜」というメンブレン膜を使用して、0.0001ミクロンの孔から水分子だけを取り出すシステムです。通常ろ過浄水器では除去できない不純物でも除去できます。
上記表のように、水分子・炭酸ガス・イオン化ミネラル以外の物質はカットして、安全な真水を造るフィルターです。地下水・河川水を原水として、浄水場から給水管を通して家庭に届きます。
その給水配管すべてが安全とは言えません。
硝酸態窒素(農薬)をはじめとして、浄水場で取り除けない物質の混入もメディアや専門家より警告されています。さらに福島原発災害の放射線による水汚染も深刻な事態です。そのような水を安全な水にでき得るのは、水分子のみが通過できる逆浸透膜フィルター装備の浄水器なのです。
Q, 日本の水道水は世界一安全と聞きましたが?
以前はそうだったかもしれませんが、現在の水質基準は、アメリカや欧米に比べ安全基準が甘く、安全とは言えないのが現実です。汚染された川や沼の水を取り込み、大量の塩素で殺菌していますので、塩素による副作用で新たな有害物質を生む原因にもなっています。
ミネラルウォーターのほとんどにも検出される硝酸性窒素&亜硝酸性窒素など、一番の問題物質の基準値も、水を多く飲むと増えるのに緩い基準値です。古い水道配管からの鉛や、またアスベストの例もありますが、日本の安全基準は余り信用できるものではないようです。
今、メディアで話題のPFASなど有機フッ素の混入が問題になっていますし、人体からも高濃度で検出されているのが実情です。これら微粒子の有害物質の除去は逆浸透膜=RO膜が最適です。
Q, どこに設置するのですか?
流し台の蛇口周辺でコンセントがあればどこでも設置できます。
卓上でご使用の場合、蛇口に一部部品を追加します。
アンダーシンクとしてご使用の場合、別途蛇口を追加します。
Q, どのような用途でも使用できますか?
飲料用はもちろん、洗米・料理から赤ちゃんの粉ミルク・ベビーバスでの沐浴、加湿器用まで幅広くご使用いただけます。
Q, 賃貸マンションでも設置することはできますか?
蛇口の一部部品を取り替える施工のみで原状復帰も容易ですので、賃貸でももちろんご利用いただけます。
Q, 廃棄水が出るのは不経済ではないですか?
RO膜で除去した不純物を廃棄する水です。
水道料金は1Lで約0.2円、Aquaqualiaで真水2Lの場合、廃棄水が40%前後で、1日約0,32円の費用です。20Lの場合は1日3,2円です。
※水道料金は自治体により異なります。
Q, ポンプの電気料金はどれくらいかかりますか?
浄水量が20Lとすると、浄水時の運転時間が約14分となります。Aquaqualia浄水器の消費電力は、浄水時120Wです。
使用料当りの消費電力は120W×14分=16,8W/日となります。
1ヶ月では、16,8×30日=0.58KW。
全国平均の電気料金、1KWが23円×0.58KW=14円/1ヶ月となります。
Q, フィルタ交換などは自分でできますか??
フィルタのメンテナンスは女性や中学生でも簡単に交換できるように設計しております。
ご高齢者および機械類に苦手な方は、専門の業者が行う事も可能ですのでご安心ください(有償) 。浄水ができなくなったら交換と考えて頂ければよいと思います。
水質により変わりますが一般の水道水で約2~5年は使用できます。
Q, 塩素が除去されてしまった純水は細菌などに汚染されませんか?
汚れの元がありませんので、水道水に比べ腐り易いという事はないようです。不安な方は、できるだけ古い水は捨て新しい水を使うようにして下さい。 実際の作業は簡単で純水の蛇口を開き空になったら締めるだけです。
アンダーシンク型は、圧力タンクに保存するため、タンクの内部は真空の様な状態になるため、正しく使う限り細菌の発生は心配有りません。弊社のAquaQualiaはタンクレスですので、そのような心配はありません。
Q, 逆浸透膜浄水器はミネラルも取ってしまうと聞いたのですが?
- ミネラルとは?
- ヒ素や鉛、カドミウムなどの有害なものも含む無機ミネラル(鉱物性ミネラル)と有機ミネラル(植物性ミネラル)の2種類があります。
しかし、水道水に含まれるミネラルのほとんどは無機ミネラルと呼ばれる体に吸収されにくいもので無害なミネラルと有害なミネラルを区別して残すことは出来ません。
鉱物性ミネラルは石灰岩や珊瑚礁、土壌、海底に含まれており、粒子が大きいので体内への吸収率は8~12%と低めなうえ、加齢とともに吸収率も3~5%に減少します。また、大量に摂取すると体に溜まって慢性病の原因となります。
溜まる場所が関節なら関節炎に、血管なら動脈硬化に、腎臓なら腎臓結石、脳なら脳梗塞、という具合です。硬水の多いヨーロッパでは、関節炎が多いというのも納得できます。ミネラルウォーターに含まれるミネラルは、この「鉱物性ミネラル」なのです。水道管や給湯器、加湿器等に溜まるのと同様です。
人体が必要とするのは、植物性ミネラルです。
植物が土壌から鉱物性ミネラルを吸収して有機化したミネラル(ーイオンの電荷を与えたもの)は、粒子が小さく可能吸収率が98%もあります。
水溶性で、摂りすぎても自動的に対外へ排出され、過剰摂取の害がありません。
ミネラルは野菜などの食物から摂ることこそベストなのです。
ご心配な方は、国民生活センターでお調べください。
「参考」100g当たりのカルシウム量の比較
・牛乳 110mg
・小松菜 生 170mg 茹でる 150mg
・ひじき 1400mg
(文部科学省HP 「食品成分データベース」より)
Q, 純水を飲むと細胞への吸収が良すぎて体の栄養分を奪ってしまったり下痢をすると聞いたのですが?
これは半導体洗浄の工業用に使われる超純水製造装置で作った、超純水の場合の話と混乱しています。 というより故意的に他の業者が攻撃の意味でデマを流しているという感じがします。
家庭用の逆浸透膜浄水器では、そのような純度にはなりません。最終段階でポストカーボンフィルターを通しますので純度は低下します。空気に触れた時点で純度は落ちますし、飲用した場合も口に入れた瞬間に唾液と混ざり純度は大幅に低下します。胃まで最初の状態で届く事など有り得ません。