逆浸透膜=RO膜を利用した浄水器
逆浸透膜の歴史は、1950年代のアメリカにおいて、将来の水不足解消のために、海水淡水化の研究開発に多額の国家予算を計上されたことに端を発します。日本では、1970年代に技術導入され、商品開発が進められてきました。
海水淡水化プラント、医療分野での無菌純水製造や、工業分野での純水製造、飲料メーカーや食品工場など、幅広い分野で逆浸透膜が活躍しています。
逆浸透膜逆浸透膜で浄水された水は、どのような小さい有害物質も除去されているという安心感から、保育園や幼稚園、学校や病院。大型スーパーの店頭での浄水サービス、今では一般のご家庭向けの宅配ボトル事業でも人気を呼んでいます。
逆浸透膜とは、宇宙教育指導者セミナー講師 小口美津夫先生
逆浸透膜(RO膜)図解
逆浸透膜(RO膜)の除去率
従来のろ過浄水器は、中空糸膜=約0.1ミクロンの孔が空いたフィルターを使って不純物を取り除くシステムです。逆浸透膜浄水器は、「半透膜」というメンブレン膜を使用して、0.0001ミクロンの孔から水分子だけを取り出すシステムです。
通常ろ過浄水器では除去できない不純物でも除去できます。